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福島第一原発の事故で「計画的避難区域」に指定され、住民の避難が進む福島県飯舘村で、村内の子どもたちを
隣町の間借り先の学校へ運んできたスクールバスが10日、最後の運行日を迎えた。村は、今月下旬の避難完了を
目指しており、残っていた子どものほとんどが、バスがなくなるのを機に村を離れる。
午前8時前、幼稚園児と小中学生約20人ずつが乗った村のスクールバス2台が集合場所の公民館などを出発し、
隣接する川俣町へ向かった。「行ってきます」と元気に手を振る子どもたちを保護者が見送った。
小学1年生の高野龍晴君(7)は来週、父親の職場がある同県相馬市内の小学校に転校する。バスに乗る前、
「せっかく友だちができたのになんで転校しなきゃいけないんだろ。嫌だな」とこぼした。
祖母の高野京子さん(52)は孫を見送り、「幼稚園の卒園式はできなかった。小学校の卒業式は村で挙げてやりたい」と話した。
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