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6月7日の朝日新聞にてフリーライターであるPOKKA吉田氏は、震災以降に
拍車のかかったパチンコバッシングに対して、「批判はOK。でも正しく批判を」と釘を刺した。
石原都知事の電力発言に関する矛盾点や、グレーゾーンと呼ばれる換金問題などにも
踏み込んだ内容となっている。取材でのやり取りは以下の通り。
※※※
―たたかれてますね。パチンコ業界。
「震災を機に批判が噴出しています。5月25日、東京・池袋でパチンコ反対集会が開かれ、
大勢の人が批判の声を上げていました。1日には大手チェーン店の経営者が
覚醒剤取締法違反容疑で逮捕され、バッシングが加速しています。しかし、
感情的で根拠に乏しく、パチンコそのものとは無関係な批判も目立ちます。店も客もそんな批判は無視していいと思います」
―この夏、電力不足が懸念されています。パチンコの消費電力は大きいのでしょう。
東京都の石原慎太郎知事も指摘していました。
「石原さんは当初、パチンコ店の消費電力が450万キロワットと発言しましたが、
東京電力管内の4千店で推計約84万キロワット、夏の最大使用電力の1・4%です。
業界はさらなる節電計画を立て協力する姿勢を見せてます」
―石原さんは電力消費量が少ない深夜の営業を提唱していますね。
「風俗営業店の営業時間は日の出から夜半までと法律で決まってます。
常に深夜営業するには法改正が必要です。そもそも夜中にパチンコ店が営業していることが、
社会のために良いのか。彼は真剣に考えたんでしょうか」
続きます
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