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政府は7日の閣議で、2011年版「子ども・若者白書」を決定した。若者の失業率は10代で
10%に迫る高水準で推移し、不景気の影響で若者の厳しい雇用環境が続いている。
10年の失業率は、15~19歳で9・8%(前年比0・2ポイント増)、20~24歳で
9・1%(同0・1ポイント増)、25~29歳は前年と同様の7・1%だった。
いずれも、全年齢計の5・1%を上回った。10代の失業率は02年に12・8%を記録した後、
低下傾向が続いていたが、2年連続で上昇した。
15~34歳のフリーターの人数も前年比5万人増の183万人に上り、2年連続で増加した。
0~29歳の子ども・若者人口は3723万2000人で、総人口に占める割合は前年比
0・3ポイント減の29・1%だった。
(2011年6月7日10時35分 読売新聞)
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