11/06/06 21:24:09.63 8qUifjxY0
>>290 保安院の今さらながらの言い分(^_^;
【1号機】
?概ねの傾向は東京電力の解析結果と同様であったが、原子炉圧力容器の破損時期は同じ解析コードでも東京電力よりも早く、
崩壊熱等の条件設定における相違が影響したものと考えられる。
クロスチェック解析結果では格納容器圧力の挙動が実測と整合しており、事象進展としては、
タービン建屋内で放射線量が上昇等の情報がある11日23時よりも前に原子炉圧力容器が破損し、
格納容器圧力・温度が大きく上昇したために格納容器からの漏えいが発生していたものと推定される。
?同様に、中央制御室ホワイトボードに記載されていた11日17時50分放射線モニタ指示上昇(外側のエアロック入ったところ)等の情報についても、
その頃には炉心損傷に至る状況であったものと推定される。
?これまでの原子炉圧力容器温度の計測結果を踏まえると、燃料域から移行した燃料が原子炉圧力容器の下部で冷却されているとすることについて、
一定の合理性があるものと考える。ただし、一部の計測値で飽和温度よりも高い温度を示していることから、
燃料の一部は蒸気による冷却となっているものと推定される。
?注水量と蒸気発生量のバランスから、蒸気の漏えいだけでなく、液体での漏えいが考えられ、燃料の冷却がなされているものとすると、
原子炉圧力容器底部で漏えいしているものと推定される。
?津波到達時には原子炉圧力は高く、圧力を効果的に低下させることが重要であり、事業者では非常用復水器の機能回復・維持のための操作を行っている。
しかし、その後の進展を考えると機能が回復したとは考えられない。
そのため、停止後時間が経過していない段階にあっては、時間余裕がなく、状況把握を的確に行い、対応策を速やかに実施していけるよう、
電源設備や圧縮空気系等の共通要因故障等を念頭においた信頼性向上が必要であるものと考える。