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○南三陸町 仮設住宅入居求め説明会
津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町で、町内の仮設住宅に
当選した世帯のおよそ70%がまだ入居しておらず、町は5日、当選者を
集めた説明会を開き、1週間以内に入居しなければ、部屋を明け渡して
ほしいと求めました。
南三陸町では、抽せんに当たった被災者が仮設住宅に入居できますが、
町内4か所の仮設住宅に当選した300世帯のうち、およそ70%に当たる
200世帯ほどがまだ入居していません。町では、抽せんに外れた住民
から不満の声が出ていることから、5日、町内4か所で当選者を集めた
説明会を開き、1週間後の12日までに入居しない場合、部屋を明け渡して
ほかの人に譲ってほしいと求めました。入居が進まない大きな理由は、
仮設住宅に入ると食料などの生活物資が支給されなくなることがあると
みられていて、5日の説明会でも、仮設住宅へも食料などの支援を続けて
ほしいという声が上がっていました。説明会のあと、南三陸町の西城彰
建設課長は「仮設住宅への入居が進むよう、どのような支援ができるのか
検討したい」と話していました。
□ソース:NHK
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