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【シンガポール=青木伸行】北沢俊美防衛相は4日、ロシアの
イワノフ副首相と会談し、北方領土問題などをめぐり協議した。だが、
ロシアが北方領土で軍備増強の動きをみせている事実や、5月の
イワノフ氏の国後、択捉両島訪問に対し、明確に抗議、懸念を表明
することはなく、日本政府の腰が引けた対応ぶりを改めて印象づけた。
北方領土問題は北沢氏の方から言及。「両国は静かな環境の下で
協議していくことが望ましい」とし、「アジア・太平洋地域の平和と
安定にとって、ロシアも大きな責任を負う」と述べた。防衛省は、
後段の発言が軍備増強の動きにくぎを刺したものだ、と説明している。
これに対し、イワノフ氏は「民生向上の責任者なので(北方領土を)
訪問した」と説明し、「領土問題は外交当局者の協議に委ねたい」と一蹴した。
一方、中国の梁光烈国防相との会談では、防衛交流と対話の推進、
不測の事態を回避するための防衛当局間による「海上連絡メカニズム」の早期確立で一致。
梁氏は、「日本の艦艇、航空機が東シナ海で活発に偵察活動をしており、
両国の衝突の危険がある」と指摘。北沢氏は、「中国側に危険を及ぼす
行為はしていない。中国側の航空機が、日本側艦船に接近した事案があり危険だ」と応酬した。
ソース:URLリンク(sankei.jp.msn.com)