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菅首相が退陣を示唆したことで、民主党内では「ポスト菅」に向け、
党代表選をにらんだ動きが本格化しそうだ。
読売新聞社が3~4日に実施した全国世論調査で「次の首相に誰が
最もふさわしいと思うか」を聞いたところ、党内では前原誠司・前外相が
14%でトップに立ち、枝野官房長官と岡田幹事長が9%で次点で並んだが、
3人とも一長一短ある状況だ。
前原氏は代表経験者で複数の閣僚も経験している。安全保障に詳しく、
自民党にも連携を望む声が少なくない。ただ、3月に在日韓国人からの
献金問題で外相を辞任したばかりで、前原氏自身は代表選出馬に慎重とされる。
枝野氏は東日本大震災後、連日のように記者会見したことで知名度を高めたが、
「菅首相と一蓮托生いちれんたくしょう」などの指摘もある。岡田氏も、
4月の統一地方選敗北の責任などを問う声が党内で強まっている。
(2011年6月5日06時39分 読売新聞)
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