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★谷垣総裁 好機逸し悔しさと焦り
内閣不信任決議案を大差で否決された自民党の谷垣禎一総裁。「面白い戦いができ
た。これからだ」と自らを鼓舞するが、「菅直人首相の首を取る」(周辺)好機を逸し
た悔しさに加え、民主党内政局の模様眺めしかできない焦りは隠せない。
「流星光底長蛇を逸す」。2日夕、不信任案否決後の記者会見。谷垣氏は川中島の戦
いで武田信玄を取り逃がした上杉謙信の漢詩の一節を引用し、無念さをにじませた。
谷垣氏には「政局音痴」(ベテラン議員)との批判が付きまとう。2000年11
月、当時の森喜朗首相に対し、加藤紘一元幹事長とともに退陣要求を突き付けた「加藤
の乱」は腰砕け。それ以降「内閣不信任は簡単ではない」が口癖となった。
しかし今回は、派閥領袖や公明党に背中を押されたこともあり提出を決断。修正協議
中の復興基本法案の成立後に先送りすべきだとの反対論も押し切って、1日の党首討論
直後の提出にこぎ着けた。
民主党の小沢一郎元代表支持派議員らに不信任案賛成の動きが広がり、谷垣氏がいっ
たん“汚名返上”を夢見たのは間違いない。だが、菅首相が2日、「一定のめど」を前
提に退陣カードを切ると局面は一転し、不信任案はあっさり否決された。
「あそこまで政権にしがみつく権力欲は見習わなければならない」。周辺によると、
谷垣氏は皮肉まじりにこう話しているという。
[ 2011年6月4日 17:28 ]
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