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■元組員ら３容疑者逮捕
倉敷市や真庭市で、「みかじめ料（用心棒代）」を徴収していた暴力団の摘発が相次ぐ中、
今度は岡山市の繁華街でも徴収されていたことがわかり、組員ら３人が容疑で逮捕された。
県内にはびこる暴力支配がまた、浮き彫りになった。
岡山中央署に傷害と恐喝未遂容疑で逮捕されたのは、倉敷市生まれの山口組系暴力団元組員、
上野仁史（３３）＝暴力行為処罰法違反などの罪で起訴＝、大阪市淀川区、無職小郷卓（２５）、
岡山市中区桑野、作業員山砥洋次（４０）の３容疑者。
同署によると、昨年５月５日午後８時半ごろ、「極粋会」の組員だった上野容疑者は他２人と共謀し、
ふだんからみかじめ料を徴収していた岡山市北区柳町のスロット店経営者（３３）が電話に出ないことに
因縁をつけ、店に行って顔や腹に暴行し約２週間のけがを負わせた。
さらに「３００万円払え。それがけじめじゃ」「金が払えんのやったら保険に入って腕落とせ」などと
脅した疑いがある。県警は、極粋会によるみかじめ料徴収の実態について捜査を進めている。
asahi.com:無法地帯／岡山市でも用心棒代-マイタウン岡山
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