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枝野官房長官は、民放の番組で、菅総理大臣の退陣の時期について、「長く居座る気持ちはなく、
そんなに遅い時期であるということはない」と述べました。
菅総理大臣は2日の党の代議士会で、震災対応に一定のめどが立った段階で退陣する意向を表明
しました。そして、その後の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の事故で「冷温停止が
一定のめどだ」と述べたことから、与野党の間では、退陣の時期は来年1月という受け止めが
広がっていました。これに対し、菅総理大臣と代議士会の直前に会談した民主党の鳩山前総理大臣は、
菅総理大臣と交わした確認文書をもとに、復興基本法案の成立や、今年度の第2次補正予算案の
早期編成にめどがついた段階での退陣で認識は一致していたと主張して、2人の見解が食い違い、
党内の対立にまで発展しています。これについて、枝野官房長官は、4日、民放の番組で、
冷温停止に関連して与野党の間では、退陣の時期は来年1月という受け止めが広がっていることに
ついて、「冷温停止は辞める時期のめどではない」と述べました。そのうえで、枝野長官は、
退陣の時期について「長く居座る気持ちはなく、そんなに遅い時期であるということはない」と
述べました。
▽NHKニュース
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