11/06/03 17:06:54.73 0
菅首相:退陣表明 「投げ出し」「当然」 播磨からも失望や批判 /兵庫
2日に自民党などが提出した内閣不信任決議案は否決されたものの、退陣の意向を表
明した菅直人首相。東日本大震災からの復旧・復興への道筋が見えない中での表明に、
播磨地方の有権者からも驚きや失望、「当然」という声など、さまざまな受け止め方が
見られた。【高橋一隆、小泉邦夫、渕脇直樹】
被災地の宮城県石巻市から避難してきた加古川市臨時職員の桜田千春さん(34)は
「不眠不休で復興に取り組んでこられたと推察しますが、現在の被災地の状況を思う
と、『投げ出すの?』って感じです」と感想を語った。また、民主党内の“造反”の動
きには「この時期、与党がどうして挙党態勢にならないか、不思議です」と首をかしげ
た。
相生市大石町の無職、中塚克巳さん(85)は「(退陣表明は)党内を分裂させず、
収拾するための苦肉の策だろうが、退陣時期を明示しないのは、やり方がきたない」と
話す。さらに、「今は与党とか野党とか言っている場合ではなく、一致結束して復旧・
復興に全力を挙げ、福島原発問題に取り組むのが先決。自民党も協力すべきだ」と語気
を強めた。
姫路市役所前で客待ちをしていた市内のタクシー運転手(66)は「菅さんは首相と
して存在感が軽過ぎる。一刻も早く辞めてほしい」と突き放した。小沢一郎、鳩山由紀
夫両氏らが菅首相に退陣を迫るなど、民主党が分裂状態となっていることについては
「足の引っ張り合いで見苦しい」と批判した。
(後略)
URLリンク(mainichi.jp)