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★内閣不信任決議案:首相辞意で否決 「政争、被災者が気の毒」 /山口
◇有権者「与野党協力を」
菅直人首相の退陣意向で野党による内閣不信任案が否決された2日、県内の有権者らからは
「国会内の争い」を嘆き、憤る声が相次いだ。震災復興や原発被害の収束にめどが立たない中での政治混乱に、
「与野党で協力を」と注文もあった。
光市浅江のやまて小児科の山手智夫医師(49)は
「今は野党も協力すべき時。不信任案に時間や労力をかけることは好ましくなかった」と批判。
上関原発予定地から30キロ圏内の柳井市に住む無職、藤坂和子さん(64)も
「原発事故収束や震災復興にめどが立たない時に不信任案を提出するとは、被災者の気持ちを考えたことがあるのかと疑う。
菅首相の手腕にも疑問はあり、めどをつけ退陣するのは理解できる。今は与野党が一体で国難に対処すべき時だ」と憤る。
下関市で製造業の会社を経営する男性(59)は「自民も公明も、対案がないのに内閣不信任を出すのはおかしい。
会社でも、提案もせず『うまくいってないからやめろ』としか言わない人間は重宝されない。
こんな非常事態には『敵に塩を送る』ぐらいの気概を見せてほしい」と野党の対応を厳しく批判した。
東日本大震災の被災地にボランティアとして訪れた宇部市の看護師、
田村圭子さん(67)は、「こんなことをしている場合ではない。被災者が気の毒だ」と話す。
その宇部市に、福島県富岡町から一家6人で避難している主婦(33)は
「だれも経験したことがない大規模災害だから菅首相一人が悪いのではない。よくやっていると思う。
国会でもめるより与野党仲良くして現地に行き、収束に向けた努力をしてほしい。そして早く生まれ故郷に戻してほしい」と訴えた。(続く)
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