11/06/06 01:58:58.65 dkN0qTcD0
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事故直後の状況を考えると、実際に行われた対応は実行可能な最良の方法だったと評価する一方、
津波の想定は過小評価だったとするとともに、3年前に指摘した安全規制当局の独立性が改善されておらず、
事故対応にとって問題だったと厳しく指摘しています。
そのうえで、すべての安全系が喪失し人材や照明が不足する中、
事故直後に実際にとられた対応策以上のことが現実的に実行可能だったとは考えにくいとして、
現時点で最良の方法だったと評価しています。
その一方で、津波の想定が過小評価で、予期せぬ高さの津波に対処することができなかったとしています。
また、今回のような過酷事故=シビアアクシデントに対応する手順が、照明や電力が入手できることを
前提にして作られていることを問題視し、適切に修正される必要があるとしています。
さらに、IAEAは3年前に日本政府に対し、安全規制当局である原子力安全・保安院に独立性を持たせるべきだと
指摘していましたが、その点が改善されておらず、今回の事故対応にとって問題だったとしています。