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★「ばかにするな!」不信任案に被災者激怒
震災復興そっちのけの永田町の混乱。「ばかにするな」。内閣不信任決議案が否決さ
れた2日、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島各県の被災者たちはあ
きれ、憤った。原発事故にあえぐ地元町長は「国民目線でやってほしい」と訴え、菅直
人首相は会見で「私自身の不十分さも原因」と陳謝した。
「私たちの町は壊滅したんだよ」。騒動の中心人物、小沢一郎元民主党代表の地元、
岩手県の陸前高田市で被災した村上富夫さん(63)は怒りを抑えきれない。「駄目な
リーダーでも支えるのが普通でしょ」と語気を強めた。
同県宮古市の小学校で避難生活を送る伊藤正義さん(71)は、投票を棄権した小沢
氏を「ずるい。責任を持って投票すべきだった」と非難した。
避難所になっている宮城県気仙沼市の市総合体育館。農業の男性(77)は「選挙の
時は国民のためと言いながら、結局自分のことしか考えていない」とあきれた様子。
一部が福島第1原発事故の計画的避難区域に指定されている福島県川俣町のトラック
運転手の男性(40)は「復興作業が落ち着くまで政治家は協力できないのか。首相を
ころころ変えるのは日本の恥さらしだ」と口をとがらせた。
福島県町村会のメンバーとともに東京電力本店を訪れた井戸川克隆双葉町長は「私ど
もは厳しい環境で頑張っている。政治は国民目線でやっていただきたい」と表情をゆが
め、目を潤ませた。
(続く)
■ソース(日刊スポーツ・共同)
URLリンク(www.nikkansports.com)