11/06/01 17:12:24.92 0
(>>1の続き)
―官邸で何が?
「菅首相が『海水注入で再臨界するんじゃないのか。詰めろ!』と怒鳴り散らしてい
たと聞いている。現実には起こり得ない話だが、菅首相の言動が常軌を逸していて、
冷静に科学的分析や判断を下せる状況ではなかったようだ。東電側が当初、注水停止を
決めた理由を『首相の了解が得られていない』と説明していた真意はこれだ」
―第1原発の吉田昌郎所長が独自の判断で注水を続けていた
「危急存亡のときに、立派な判断だった。職を賭す覚悟で決断したのだろう。こうし
たことは、菅政権では2回目だ。昨年11月、国民に公開すべき沖縄・尖閣沖での中国
漁船衝突事件のビデオ映像を、海上保安官がインターネット上に流出させて問題となっ
た。ともに、異常な首相、異常な政権の証明ではないか」
―菅首相は、先日のサミットで「1000万戸にソーラーパネル」「自然エネルギ
ー20%」と表明したが、担当の海江田万里経産相にも相談していなかった
「考えられない話だ。一国のリーダーが国際社会に向けて発言する場合、政策の中身
や是非、コスト、国益との兼ね合いなどを、緻密に練り上げていく必要がある。国際公
約が実現できない場合、首相の恥ではなく、国家の恥となる。菅首相はどうも、自分の
立場を良くするパフォーマンスばかり考えているようだ」
―中部電力浜岡原発の停止要請もそうでは
「海江田氏が、経産省内や中電側と綿密に詰めていた問題を、菅首相が功名心に駆ら
れて、本質を十分理解しないまま発表した。日本全体のエネルギー政策を深く考えた形
跡は見えない。わが国には54基の原子炉があるが、現在、19基しか動いていない。
菅首相の唐突な発表のため、定期点検中の原子炉の再稼働が難しくなっている。このま
までは、質の良い安定的な電力が失われ、日本経済に大きなダメージとなりかねない」
(続く)