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東京電力福島第一原子力発電所の南南西から西に位置する大熊町と双葉町の合わせて4か所の土から、
骨に蓄積する性質のある放射性ストロンチウムが検出されました。文部科学省は「微量ではあるが、
今後、原発周辺の土の分析に力を入れたい」としています。
文部科学省は、先月29日から今月1日にかけて、福島第一原発の南南西から西に位置する
大熊町と双葉町の合わせて4か所で表面から深さ5センチほどの土を採取し、
専門機関に分析を依頼しました。その結果、原発の西南西およそ2キロの大熊町夫沢で
土1キログラム当たりストロンチウム89が430ベクレル、ストロンチウム90が68ベクレルなど、
4か所すべてで放射性ストロンチウムが検出されたということです。
放射性ストロンチウムは、原発の燃料のウランが核分裂するときに出来る放射性物質で、
このうちストロンチウム89は、放射線の量が半分になる「半減期」が50日と短いことから、
今回の事故で放出されたものと考えられるということです。
また、ストロンチウム90は骨に蓄積する性質があり、「半減期」が
29年と長いため、がんを引き起こすおそれがあるとされています。検出されたストロンチウム90は
最大でも原発事故の前に福島県で測定された値のおよそ20倍の濃度で、文部科学省は
「微量ではあるが、今後、原発周辺の10か所余りで土の分析に力を入れたい」としています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)