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民主党内の各議員グループは31日、小沢一郎元代表が内閣不信任決議案への同調を示唆したことを受けて
対応を協議、鳩山由紀夫前首相を中心としたグループ(衆参合わせて約60人)の幹部会は態度を保留したほか、
旧民社党系グループ(約30人)が否決方針を決めるなど、造反の動きは広がらなかった。
自民、公明両党は不信任案を6月1日夕にも提出することで一致。提出が2日にずれ込んだ場合も含めて
2日午後の衆院本会議で採決される見通しで、菅直人首相の進退をめぐる攻防はヤマ場を迎える。
首相は31日の衆院東日本大震災復興特別委員会で「責任を放棄することはできない」と退陣を拒否。夜には
鳩山氏と公邸で会談した。不信任案否決に向けた結束を要請したとみられる。
不信任案は与党から与党系無所属を含め81人が賛成票を投じて造反すれば可決される。衆院議員100人前後を
含む計約140人の小沢氏支持派では、中堅議員グループ「一新会」が緊密な情報交換を確認したが、態度を
決めかねている議員も多い。
小沢氏に近い原口一博前総務相は会見で「(野党とは)一線を画す」と同調を否定。樽床伸二元国対委員長の
グループや小沢鋭仁前環境相に近い議員らの会合では、それぞれ意見集約を先送りした。
江田五月法相は菅グループ(約50人)の会合で「不信任案が出れば、圧倒的多数の力で葬る」と結束を求めた。
安住淳国対委員長は国民新党の下地幹郎幹事長と会談し、否決方針を確認した。
鳩山氏は党代議士会で「国難をどう乗り切るか、皆さんにそれぞれの立場から判断いただきたい。どのように身を
処していけばいいのか、まだ測りかねているところだ」と述べるにとどめた。
一方、自民党の谷垣禎一総裁と公明党の山口那津男代表は、6月1日の党首討論で首相に退陣を迫った後の
自公党首会談を経て、不信任案の共同提出に踏み切ることを決めた。谷垣氏は都内で街頭演説し「菅政権に
任せていたら、(震災被災地の)復興は絶対に成就しない」と訴えた。
ソース
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)