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北朝鮮に中古タイヤを不正に輸出していたとして、大阪税関などは31日、
関税法違反容疑で、京都市中京区の貿易会社「一心貿易」社長で朝鮮籍の
李徹宇被告(45)=外為法違反(無承認輸出)の罪で起訴済み=と同社を
京都地検に告発したと発表した。
同税関によると、李被告は昨年6月上旬、自動車の中古タイヤ約670本を
「中国向けに輸出する」と税関に虚偽申告し、日本が全面的に貿易をストップ
している北朝鮮に輸出したとしている。
一方、京都府警は同日、別の外為法違反容疑で、李被告を再逮捕した。
逮捕容疑は平成21年7月1日、缶コーヒー9万本(計約290万円相当)を、
経済産業相の承認を受けずに神戸港から中国・大連経由で北朝鮮に輸出。
同年8月28日には自動車の中古タイヤ約1150本(計約315万円相当)を、
大阪南港から大連経由で北朝鮮に輸出したとしている。
李容疑者は「祖国のために尽くしたかった」などと容疑を認めているという。
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MSN産経ニュース
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