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・米Appleとの間で特許侵害訴訟を繰り広げている韓国Samsung Electronicsが
米連邦地裁に対し、AppleにiPhoneとiPadの次世代モデルのサンプルの提出を
命じるよう求める申し立てを行った。
米連邦地裁のルーシー・コー判事は先ごろ、Samsungに対し、同社の「Galaxy」
シリーズの携帯端末やタブレット端末を含む一部の新製品のサンプルをAppleに
提出するよう命じている。
Samsungはカリフォルニア州北部地区連邦地裁に5月27日に提出した申し立てにおいて、
次のように主張している。「仮に裁判所が、Appleに対しては、Samsungの未発売製品の
検証を認めておきながら、Samsungに対しては、特許侵害訴訟に備えてAppleの
未発売製品を検証することを認めないのであれば、Samsungはこの訴訟において
極めて不利な立場におかれることになるだろう」
Appleは、SamsungのGalaxyシリーズの携帯端末とタブレット端末がiPhoneとiPadを
「露骨に模倣」しているとして、4月にSamsungを提訴した。それを受けてSamsungは、
「模倣しているのはAppleのほうだ」として、Appleを逆提訴している。
2010年には、AppleはSamsungにとって2番目に大きな顧客だった。特に取引が
多かったのは半導体だ。Samsungに対するAppleの申し立ては主に、アイコンの
見た目など、Galaxyシリーズのデザイン面に関するものとなっている。
AppleとSamsungの訴訟合戦のほかにも、携帯端末メーカーやソフトウェア企業の間では、
スマートフォンやタブレット端末に使われている特許の所有権をめぐり、訴訟が活発化している。
AppleがiPhoneとiPadによって開花させた市場に競合各社が積極参入を進める中での動きだ。
Samsungは中でも最も急成長中のスマートフォンメーカーの1つだ。同社は3種類のサイズの
モデルを投入し、活況を呈するタブレット端末市場において、Appleの最大のライバルとして
浮上している。ただし、トップのAppleには依然大差をつけられている。
SamsungはGalaxy製品にGoogleのAndroid OSを採用している。Android OSはAppleの
モバイルOSと直接競合している。(抜粋)
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