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菅首相は31日の衆院東日本大震災復興特別委員会の集中審議で、東京電力福島第一原子力
発電所事故でのメルトダウン(炉心溶融)判明や海水注入を巡る情報の混乱などについて、
「明らかに以前の発表と異なる発表、訂正がいくつもあった。最高責任者として痛切に反省し、
おわびしたい」と述べ、陳謝した。
その上で、「(近く設置する政府の)事故調査・検証委員会でも徹底的に調査検証をお願い
したい」と語った。
また、同原発の吉田昌郎所長が3月12日の1号機への海水注入を独断で継続したことに
ついて、「正しい判断だった」と改めて支持した。
一方、海江田経済産業相は同日の海水注入に関し、「午後5時55分に口頭で東京電力に
海水を入れて下さいと命令を発した」と述べた。午後6時頃の東電への指示を「海水注入の検討」
としていた政府のこれまでの説明を修正した。
▽読売新聞
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