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「原発の代替エネルギーとして最も有力」と海江田万里経産相は言い、菅直人首相は「俺の大好きな」と言って
はばからない風力発電。しかし、本当に風力発電は、電力なき国の神風になり得るのか。実は知れば知るほど
その風向きは怪しいのである。フリーライターの清水典之氏が報告する。
* * *
4月22日付朝日新聞に、“夢のような記事”が載った。
「風力なら原発40基分の発電可能 環境省試算」
記事には、環境省の試算で、再生可能エネルギーのなかで風力発電を普及できる余地がもっとも大きく、最大で
原発40基分が見込める結果が出たと書かれている。
この記事に代表されるように、福島原発の事故で反原発の風潮が広まり、にわかに風力発電に期待が集まっている。
橋下徹大阪府知事は会見で、関西電力の原発をストップし、風力・太陽光発電を推進する計画を表明した。社民党は
菅首相宛に「脱原子力と自然エネルギーへの政策転換を求める申し入れ」を提出。自民党の河野太郎議員も活発に
脱原発と再生可能エネルギーへの転換を訴えている。
しかし、朝日の記事には首をかしげざるをえない。4月21日に環境省が発表した「平成22年度再生可能エネルギー
導入ポテンシャル調査の結果について」というリリースを確認したところ、やはりどこにも「風力で原発40基分」
とは書かれていない。
(>>2-10につづく)
▼NEWSポストセブン [2011.05.30 16:00]
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