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橋下徹大阪府知事が率いる地域政党「大阪維新の会」府議団が府議会に提出した「君が代」起立
強制条例案に批判の世論が急速に高まるもとで、大阪教職員組合(大教組)の第182回定期大会
が28日、大阪市内で開かれました。「違法、教育と民主主義の破壊だ」と怒りをこめ、条例案撤回
へ全力をあげる決意を固めあいました。
田中康寛委員長は、緊迫した事態の条例案について、「真のねらいは教職員に『日の丸・君が代』
を強制し、府民と子どもに愛国心を押しつけることだ」と批判。全国で運動を盛り上げた「教育基本法
改悪反対のたたかいのように、大きくたたかいを広げていこう」と呼びかけました。
討論では、「教育への露骨な支配・介入だ。自由と民主主義を基準とする日本社会への攻撃は必ず
歴史の流れのなかに消えていく」との発言がありました。
討論のまとめで小林優書記長は、中西正人教育長が27日の府議会で「条例化の必要がない」と
答弁したことを挙げ、矛盾が広がり、教育現場や府民との共同をすすめる重要性を強調しました。
▽しんぶん赤旗
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