11/05/27 23:12:25.74 0
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 小沢一郎・民主党元代表インタビューより抜粋、全文はソースで
URLリンク(jp.wsj.com)
Q:東日本大震災と福島第1原発事故以降の政府の対応について、全般的にどう評価しているか。
A:もう2カ月以上、70日になる。原子炉がコントロールできない状況に置かれている。
私は客観的な見方をする学者の先生から、この状況は燃料の熔融や炉が破損して、非常に危険な状況
だということを聞いていた。非常に心配していたら、今になって、仕様がなくなってポツポツ認めている。
対応が遅く、放射能汚染に対する認識が甘い、というより、まったくないといってもいいくらいの菅内閣の対応だ。
Q:原発事故で事態をここまで悪くしないようにするために、政府がすべきであった決定や政策はどんなものがあったか。
A:こういう状況になると、東京電力の責任に転嫁したって意味がない。政府が先頭に立って、
政府が対応の主体とならねばいかんというのが、私の議論だ。東電はもう、現実何もできないだろう。
だから、日一日と悲劇に向かっている。
Q:菅首相は統合本部を数日後に設立し、東電に踏み込んだ。あれは十分ではなかったのか。
A:十分も何も、パフォーマンスはどうだっていい。事態は分かっているのだ。何が起きているかってことは、ほぼ。
東電が分かっていることは、政府も分かっているのに決まっている。だから、私が言ったように、他人に責任を
なすりつける話ではない。政府が主体となって対応策を、どんな対応策かは専門家を集めなければ分からない。
それは衆智を集めて、こうだと決まったら政府が責任を取るからやってくれと、そういうのが政治主導だ。
それがまったくみられないから、国民はいらいらして不満を募らせ、民主党はだめだとなっている。
(つづく)