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アートか、いたずらか。若手美術家集団「Chim↑Pom(チンポム)」の
活動が物議を醸している。
発端は今月1日。東京・渋谷の駅構内に設置されている巨大壁画「明日の神話」の
右下の余白に、ベニヤ板が張り付けられていたのだ。ベニヤ板には、福島第一原発を
連想させる骨組みだけの建物から黒い煙が立ち上る絵が描かれていた。
これがチン↑ポムの行為と分かったのが18日夜。
代表の卯城(うしろ)竜太さん(33)らが認めた。「明日の神話」は故岡本太郎が
1968~69年に制作した作品で、原爆が爆発する瞬間を描いたとされる。
「福島の原発事故で時代が更新したので、それを付け加えた。岡本太郎は
超リスペクトしている」とメンバーの一人、エリイさんは話す。
チン↑ポムは30歳前後の美術家6人のグループ。2008年、広島で
原爆ドームの上空に「ピカッ」という文字を飛行機雲で描いて批判され、
被爆者団体に謝罪したことがある。今回の行為についてはどうだろう。
「ユーモラスな挑発行為」と見るのは京都市立芸術大の建畠晢(あきら)学長。
「これくらいは許容される世の中のほうがいい」と話す。明治学院大の山下裕二教授も
「芸術作品として成立している。岡本太郎が生きていたら面白がるだろう」と、
美術関係者は好意的だ。
チン↑ポムは何をねらったのか。その企ての全体像が20日に始まった
新作展(25日まで、東京都江東区の無人島プロダクション)で明らかになった。
>>2以降に続く
ソース:URLリンク(www.asahi.com)