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熊本県警天草署は２５日、知り合いの中学生の少年（１３）にガソリンをかけ、ライターで
火を付け大やけどさせたとして、殺人未遂の疑いで、天草市の男子中学生（１５）と無職少年２人
＝いずれも（１６）＝を逮捕、送検したと発表した。
うち２人について熊本家裁は観護措置を決定し、今後少年審判を開くか地検に逆送するか決める。
仲間の１４－１８歳の３人も傷害容疑で任意で調べ、熊本地検天草支部に書類送検した。
逮捕された３人は「殺そうとまでは思っていなかった」と殺意については否認しているという。
逮捕容疑は今月３日午前５－７時ごろ、同市内で少年に殴る蹴るなど暴行を加え、ガソリンをかけて
火を付け、顔など上半身に約１カ月のやけどを負わせた疑い。ほかの少年３人も暴行に加わった疑い。
同署によると、６人と被害者は遊び仲間だが、普段から最年少の被害者に暴力を振るうことが多く、
事件の日も「口の利き方が悪い」「態度が横着」として、仲間のバイクから抜き取ったガソリンを少年
の顔などにかけ、殺虫剤を噴霧しながら、火を付けたという。
[西日本新聞]2011年5月25日 13:32
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