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★福島第1原発:1号機と2号機の格納容器に穴の可能性
・東京電力が24日公表した福島第1原発2、3号機で炉心溶融があったとする報告書の中で、
1号機は原子炉圧力容器の外側にある格納容器に直径7センチ相当の穴、2号機では
格納容器に直径10センチ相当の複数の穴が開いている可能性が初めて示された。東電は
炉心溶融による2、3号機の圧力容器の損傷について「限定的」としているが、高濃度の
汚染水がタービン建屋に漏れ出すなど、圧力容器やその外側の格納容器の健全性は
元々疑問視されていた。東日本大震災から2カ月半。対応に問題はなかったのか。事故収束に
向けた工程表の履行も危ぶまれる。
細野豪志・首相補佐官は24日夕の会見で、「見込みの甘さがあった」と陳謝。「引き続き冷却し
冷温停止を目指す。解析に時間がかかるのはやむを得なかった」と釈明した。
報告書は、2、3号機の冷却システムが停止し、燃料の出す熱で水が減り、圧力容器内の燃料棒
(長さ約4メートル)下部まで水位が低下したと指摘。(1)燃料棒の一部が水につかった場合
(2)水位が回復せず、燃料が露出し続けた場合の2通りでシミュレーションした。
2号機は地震から77時間後の14日午後8時ごろ、3号機は42時間後の13日午前9時ごろから
炉心の損傷が開始。両機とも、(1)の場合は燃料の半分程度が圧力容器の底に落下し、残り半分は
本来の位置にとどまった、(2)の場合は大部分の燃料が落下した--と結論付けた。
(>>2-10につづく)
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