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★東日本大震災:福島第1原発事故 土壌汚染、県内600平方キロに--NUMO研究員
◇チェルノブイリ居住禁止区域と同レベル
・東京電力福島第1原発事故で、原子力発電環境整備機構(NUMO)の河田東海夫
(とみお)フェローは24日、内閣府原子力委員会(近藤駿介委員長)の定例会で、
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)で居住禁止となった区域と同レベルの
土壌汚染が、福島県内で約600平方キロにわたり広がっているとの推計値を報告した。
河田氏は「大規模な土壌改良が不可欠だ」との見解を示した。
チェルノブイリ原発事故では、1平方メートル当たり148万ベクレル以上の土壌汚染
地域約3100平方キロを居住禁止、同55万~148万ベクレルの地域約7200平方キロを
農業禁止とした。
河田氏は、文部科学省が作成した大気中の放射線量地図を基に、福島県内で土壌中の
放射性物質「セシウム137(半減期30年)」の蓄積量を算定した。その結果、1平方メートル
当たり148万ベクレル以上の地域は、東京23区の面積に相当する約600平方キロ、
同55万~148万ベクレルの地域は約700平方キロあり、それぞれ複数の自治体に
またがっている。
チェルノブイリ事故では年間5ミリシーベルトの被ばくを居住禁止の基準とした。
自然に被ばくする線量は世界平均で年間2・4ミリシーベルト、ブラジルやイランの
一部地域では同10ミリシーベルトに達していることを考慮すると厳しかった。今回の
事故で政府は、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告を基に空間線量年間
20ミリシーベルトを避難地域の基準にしている。河田氏は「福島では土の上下を
入れ替えるなど、対応をしっかりすれば避難者は戻ることが可能」と話している。
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※元ニューススレ
・【原発問題】 チェルノブイリ事故に匹敵する土壌汚染 「大規模な土壌修復計画が不可欠」…原子力委に専門家報告
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