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大王製紙は23日、コピー用紙を7月出荷分から20%以上値上げすると発表した。
重油など燃料価格が上昇したほか、新興国の経済発展に伴う紙の使用量の増加で、
原料となる木材チップの価格が上がり、商品価格に転嫁せざるを得なくなった。
値上げは3年ぶりで、古紙を70%以上利用した再生紙から上質紙まで、
コピー用紙の全品種が対象になる。東日本大震災後に紙の使用量が減り、
古紙の発生が落ち込んでいるため、今後、古紙の調達コストが
上がるとみられていることも値上げの要因だという。
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