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昨年1年間に国内で確認された新たなエイズ発症者数は469人で、
調査が始まった1984年以来、最多となったことが分かった。
厚生労働省エイズ動向委員会が23日、発表した。エイズウイルス
(HIV)の新たな感染者は、84年以来3番目に多い1075人だった。
一方、HIVに感染しているかを調べるため、全国の保健所や
自治体が無料実施している抗体検査件数は同約13万件(前年比13%減)で、
2年連続の減。保健所などへの相談件数も減少傾向にあるという。
同委員会は「40代や60歳以上の新規感染者が増加するなど、
年齢の広がりが見られる。早期に発見して投薬治療を受ければ発症は
防げるので、無料検査や相談の機会を積極的に利用してほしい」と
呼びかけている。
(2011年5月23日19時03分 読売新聞)
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