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ウォール・ストリート・ジャーナルによる事故状況の分析
地震と津波発生数時間後の作業員のミス
付近の家屋から懐中電灯を探したり、津波で押し流されずに済んだ自動車を見つけ、
バッテリーを取り出したりしていた。暗闇での作業のためと思われる。
重大な判断ミス
作業員は当初、発電所の非常用電源がほとんど機能していないことに気付いておらず、
復旧の時間はもっとあると勘違いしていた。
結果、これまで想定していたよりも数時間早く核燃料の溶融が始まっていた。
重大な判断ミス これはかなり重大なミスと思われる。
地震発生直後、津波が到達する前、発電所作業員は原子炉の1つの予備冷却システムのバルブを閉鎖した。
冷却システムは外部電源に依存していないため、閉じても問題はないと考えたためだ。
重大な判断ミス
ベントを決断したときには、既に建屋内の放射線レベルはかなり高まっていた。
自ら志願して手作業で安全弁開放を行った作業員は、
わずか数分間で日常生活時の1年間の被ばく量の100倍もの放射線を浴びることになった。
1時間後、約15メートルの津波が到達し、非常用電源が停止した。
午後3時37分、東電本社の事故対策本部に福島第1原発から「全交流電源喪失」
午後3時42分、菅首相率いる政府の震災緊急対策本部に交流電源喪失の通知が届いた。
その場にいた2人の関係者によると、菅首相は通知を聞いて、「危ないのは原発じゃないか」と述べた。