11/05/22 21:33:28.78 /c54g8/80
福島第1原発、事故直後の新事実が明らかに―WSJ分析
URLリンク(jp.wsj.com)
16日に公開された文書によると、東電作業員は、全部ではないとしても、ほとんどの
予備電源が津波で機能不全に陥ったと今は考えている。だが、当時はそれが分からなかっ
た。彼らは予備電源は依然機能しており、8時間の猶予があると考えていた。
午後3時42分、菅首相率いる政府の震災緊急対策本部に交流電源喪失の通知が届いた。
その場にいた2人の関係者によると、菅首相は通知を聞いて、「危ないのは原発じゃ
ないか」と述べたという。
政府関係者らはいま明かす。東電で蒸気放出を決定するのに長い時間がかかったのは、
放射性物質を放出すれば事故の重大さが急激に高まると考えられたからだと。
同席した人々によると、菅首相は、白髪長身の原子力技術者、武藤副社長と衝突した。
武藤副社長は、発電所の電力の問題があるため、あと4時間蒸気放出はできないと言った。
作業員を送り込んで、蒸気排出弁を手動で開けることを検討しているが、原子炉付近の
放射線レベルが非常に高いため、そうすべきかどうか確定できない。一時間ほどで決定する
と、武藤副社長は言った。
菅首相の補佐官によると、「人ぐりが悪い」と武藤副社長は言った。
同席していた人によると、菅首相は「悠長なことを言っている場合じゃない、出来ることは
何でもやって、早くしろ」と怒鳴った。