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敦賀市の河瀬一治市長は20日、福井新聞社のインタビュー取材に応じ、「脱原発」構想を
打ち出した橋下徹大阪府知事に対して、県内の立地自治体4市町でつくる県原子力発電所所在市町
協議会(立地協)として公開質問状を出すなどの形で真意を問う意向を明らかにした。
河瀬市長は橋下知事の発言を受けて5月9日、面会を求めたが、同11日に「15分ぐらいしか
時間が取れず、真意が伝わらない」と断られていた。
取材に対し河瀬市長は「私だけでなく、原発を立地する大飯、高浜、美浜の各町長らも同じ考えを
持っている」と述べ、近い時期に立地協の会合を開いて意見をまとめる考えを示した。
既存原発の安全性は問わないままに新増設に異を唱えるような橋下知事の主張には不満を表明。
「運転中の原発を止めるよう求め、停電も我慢するというのであれば分かるが、話が矛盾している」
と述べた。
▽福井新聞
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