11/05/22 09:52:18.46 LkmEOPnX0
6日午後に開かれた衆議院本会議で、菅直人首相が「原稿を読んでいるのは答弁漏れがないためのメモだ」
と発言した約2分後、答弁漏れがあり補足の答弁をした。
菅首相は登壇するといきなり、「私も野党時代、かなり厳しい言葉を使ったが、これほど汚い言葉は使わなかった」
と稲田議員を非難。
今度は与党席から大きな拍手がわき起こった。
ところがそこからは「イラ菅」と呼ばれたことが信じられないような覇気のない、無気力答弁に終始した。
これにより議員席もせっかく盛り上がったのにしらけムードに。
しかし、稲田議員が質問で「お決まりの官僚が作った作文を読むのではなく、あなた自身の言葉で説明してください」と
発言したことについて最後にふれ、「それなら原稿を読まないで質問するのが筋だ。
原稿を読んでいるのは答弁漏れのないためのメモの役割もしている」と発言し、最後の最後でふたたび議員席をわかせた。
そしてこの日の本会議は終わるはずだった。ところが数人の議員が議長席の横に集まり何やら話しているため、国会が終わらない。
そして約2分後、議長が「首相の答弁に答弁漏れがあったため答弁をします」と発言。菅首相は補足の答弁をした。
たった今、答弁漏れのないように原稿を読んでいると言ったのに、答弁漏れがあったのである。
しかも、稲田議員の発言は「原稿を読むな」ということではなく、「官僚の作ったものを読まずに、菅首相自身の考えを聞きたい」というもの。
発言の趣旨をわかっていないのである。そして最初の答弁、補足の答弁を通しても、稲田議員の、
ASEMでの菅首相と中国の温家宝首相との廊下会談(通称・ハイレベル立ち話)には
日本語ができる通訳がいなかったのにどうやって会談したのか、という質問には答えていなかった。つまり答弁漏れである。
首相とはいえ人間なのだから間違いがあるのは当然である。
だが「原稿読むなって言うんならお前も読むな。答弁漏れ防いでんだよ」と言った直後に「答弁漏れがありました」というのはあまりにお粗末だ。
失策続きの民主党を象徴しているようなシーンだった。