11/05/20 08:49:12.78 oqtBqNhz0
いや、だからな、
年間20mSvの環境に、1週間、滞在することは大したことないんだよ。
一ヶ月、半年も、一年も、有意な影響はほぼあり得ないんだよ。
それが三年、五年続くとなると、影響がないか否かはちょっと未知数。
食べ物の汚染も同じこと。
基準以上の汚染濃度の食べ物を食べた瞬間からガンになるわけではないし、
内部被爆だって、「体内で放射線が出続け」ようとも、
その総量が身体の遺伝子修復能力を超えない限りは発病するわけではない。
ただ、基準を超えて汚染された食品を何年も食べ続けると、総量が修復能力を上回り、ガン細胞が出てくる。
これが「直ちに健康に影響はない」ということの本当の意味。
いまの環境が短期で何かを起こすわけではなく、
また影響のないところに避難した人がすでに手遅れで数年後に健康を崩すという意味でもない。
数年間に渡って同じ条件が継続した場合、影響が起こりうるという話。
だから、今大事なのは20mSv/yearの環境になってるあたりを今後どうするのか、
土壌を入れ替えたりコンクリを敷いて線量を下げるのか、それともどこかに生活基盤を移させるのか、
そういうスキームを残された猶予期間の間(1-2年程度)に決めること。
だからチェルノブイリの何割、みたいな話に意味はなくて、
1.放射性物質の大気拡散は続きうる(線量が増える、内部被曝)のか
2.現況が続いた場合、年間線量を超えたエリアは何年が猶予なのか
が大事なのに、メディアもおまいらもそこを見てない。