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福島第一原発の事故で精神的苦痛を受けたとして、東京電力に慰謝料を求める訴訟が
東京簡裁に起こされていたことが分かった。19日に第1回口頭弁論があり、東電側は事故について
「今回の震災は異常で巨大な天災地変で、対策を講じる義務があったとはいえない」と反論した。
今回の原発事故をめぐり、公開の裁判で東電に慰謝料を求める動きと、
それに対する反論が明らかになったのは初めて。
東京都内に住む臨床心理士の男性(46)が、「事故により極度の不安感、恐怖感を受けた」
として、10万円の慰謝料を求めて3月末に提訴した。
男性のもとには事故後、不安感を訴える相談者が相次いだという。
東電側は答弁書の中で、「これまでの想像をはるかに超えた、
巨大でとてつもない破壊力を持った地震と津波が事故の原因で、
対策を講じる義務があったとまではいえない」と争う姿勢を示した。
「原発の建設は法令に基づいて適切に行われてきた」とも述べた。
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