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原発事故に伴い教育現場にも様々な影響が出ている福島県で、
公立の小中学校およそ５００校が今年の夏、屋外のプールを使用しない方針を固めました。
福島県では１８日、福島市や郡山市など１３の市の教育長が集まり、１３市の公立の
小中学校およそ５００校で今年の夏は屋外プールでの授業を行わない方針を決めました。
屋外プールに関する放射線量の基準については国から示されておらず、保護者からは不安の声が上がっていました。
「安全面を考えればしょうがないと思いますけど、子供たちのことを
考えるとかわいそうですよね。夏のプールがないっていうのは」（保護者）
福島県内のほかの自治体でも利用を見送る方向で検討しているところが多く、
中には屋内にある町営プールなどを使用することで検討している学校もあるということです。
福島県は国に対して、早急にプールの使用の判断基準を示すよう求めています。
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