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★「民主+自民」議連、相次ぐ 「非菅」「非谷垣」が連携
民主、自民両党の中堅・若手議員で構成する議員連盟が17日、相次いで発足した。
東日本大震災の発生にもかかわらず、法案成立がままならない「逆転国会」の現状を打開するのが表向きの狙い。
どちらも菅直人首相やそれぞれの党執行部と距離を置く「非菅・非谷垣」ともいえる勢力が中心。
今国会会期末にむけた「菅おろし」の動きをにらみ、大連立も視野に連携を模索する。
国会内の会議室で17日に開いた「国難対処のために行動する『民主・自民』中堅若手議員連合」の
初会合には民主党から87人、自民党から22人の合計109人が出席した。
民主党は樽床伸二元国会対策委員長、自民党は菅義偉元総務相が呼び掛け人だ。
同連合は参加資格を衆院当選5回以下に絞った「非菅、非谷垣」の集まり、と受け止められている。
議連に参加した民主党の87人が造反すれば内閣不信任決議案は可決する可能性が高くなる。
数の力を誇示して菅首相に退陣を迫り、大連立に慎重な自民党の谷垣禎一総裁も棚上げして
「民主・自民連携」を実現するシナリオを描く。
自民党の鴨下一郎政調会長代理や民主党の古川元久元官房副長官ら両党の12人の中堅議員は17日、
国会内で「日本の復興と未来を実現する議員連盟」の準備会合を開催した。
公明党にも参加を呼びかけエネルギー政策や選挙制度で提言をまとめる。
古川氏が「大連立」に前向きとされる仙谷由人官房副長官に近いことが臆測を呼んでいる。
参加者には同床異夢の面もある。樽床氏や菅氏の議連には、民主党内の中間派だけでなく、
小沢一郎元代表に近い勢力も多く出席した。自民党内には「政治とカネ」の問題を抱える小沢元代表への警戒感は強く、
出席者からは早くも「小沢系ばかりでは組もうにも組めない」との声も出ている。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)