【生肉食中毒】 「重症化する割合が過去の事例より高い」 専門家が指摘 at NEWSPLUS
【生肉食中毒】 「重症化する割合が過去の事例より高い」 専門家が指摘  - 暇つぶし2ch1:うしうしタイフーンφ ★
11/05/16 13:46:55.46 0
★生肉食中毒、重症化率の高さ際立つ  2011/5/16 12:28

 約170人の患者が出た焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件。
主な原因は腸管出血性大腸菌O111とみられ、死亡した4人と約25人の重症者はいずれも溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した。
専門家は「重症化する割合が過去の事例より高い」と指摘。
理由として菌の増殖力や毒性の強さが推察されるという。

 これまでに患者が確認されたのは神奈川、福井、富山3県の6店舗。
被害が広範囲にわたるため厚生労働省は国立感染症研究所のチームを現地に派遣、
症状や感染拡大の経緯を詳しく調べている。

 国立感染研によると、1999年施行の感染症法に基づいて国に届けられた、
O111を原因とする死亡例は2004年の1人だけ。また、富山県衛生研究所の調査では、
O157やO111など腸管出血性大腸菌による国内の感染事例で、腎不全を伴うHUSの発症者は1割程度だった。

 だが、今回はHUS発症率が2割近くに上っており、綿引正則研究員は「従来なかったケースだ」と指摘する。

 なぜこれまでより重症化率が高いのか。九州大の藤井潤准教授(細菌学)によると、
大腸菌は冷蔵庫などの低温状態ではほとんど増えないが、常温では1時間で8倍に増加するという。

 「肉に付着した菌が、包丁やまな板など店舗内の調理器具を介して増殖した可能性がある」と藤井准教授。
今回は少量しか食べていない男児(6)も死亡しており「増殖した菌を大量に取り込んだことが重症化につながったのでは」と推測する。

 一方で菌の毒性の強さに注目する見方も出ている。
県衛生研究所によると、腸管出血性大腸菌は下痢、嘔吐などを引き起こす「ベロ毒素」を出すのが特徴だ。

 ベロ毒素には「VT1」「VT2」という2種類のタイプがあり、今回の食中毒患者から見つかった
大腸菌の多くはVT2を放出していた。綿引研究員は「VT2の方が毒性が強く、HUSの発症との関連性が強い」。
本格的な原因の究明に向け、同研究所は今後、患者から検出された菌の毒素量の測定などを進める。〔共同〕

日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)



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