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大間原発の推進強調 青森視察の岡田幹事長 対岸・函館は置き去り
民主党の岡田克也幹事長は15日、青森県大間町に電源開発が建設中の大間原発を視察後、
立地周辺市町村の首長らとの意見交換会を開いた。
「安全性をしっかり高めながら利用していかなければ、日本の電力は賄えない」と述べ、
建設継続の必要性を重ねて強調。
同原発から半径30キロ圏にかかる函館市では建設中止の声が根強いが、
そうした意見を考慮する姿勢は見られず、今回も置き去りにされた格好だ。
岡田氏は東日本大震災の影響などで運転停止中の原発についても、
「一定のハードルを設け、きちんと動かしていくのが今の政府の方針だ」とし、
安全基準を見直した上で運転再開すべきだとの考えを表明。
菅直人首相による浜岡原発(静岡県)の全面停止要請後、他の原発に広がるとの見方もある「停止ドミノ」をけん制した。
北海道新聞
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