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宮城県の仙台塩釜港に入る予定の外国船が、ほかの港に目的地を変更する
「抜港」と呼ばれる動きが出始めていることが分かりました。港湾関係者は、
港の施設の復旧が十分ではないことに加え、原発事故を受けて
比較的場所が近い仙台塩釜港を回避した船もあると指摘しています。
宮城県の仙台塩釜港は、海外との貿易に特に重要な役割を果たす
「特定重要港湾」に指定され、まとまった数の外国の貨物船が入港していました。
しかし、港でコンテナの積み降ろしを行っている会社の澁谷斡一社長によりますと、
先月に入ってから、入港を予定していた外国船が途中で目的地を変更する
「抜港」と呼ばれる動きが出始めたということです。入港を取りやめたケースは
少なくとも10件に上り、仮設住宅などに使う合板を積んだ東南アジアからの船や、
材木を積んだアメリカからの船が行き先を国内の別の港に変更したということです。
これについて澁谷社長は、施設の復旧が十分ではないことに加え、原発事故で、
放射性物質が海に放出されていることを受け、比較的場所が近い仙台塩釜港を
回避した船もあると指摘しています。宮城県は「外国船の間に風評被害が
広がるのであれば、港の周辺の放射線量を測って説明するなどの対応も検討したい」と話しています。
5月12日 19時37分
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