11/05/13 19:04:49.58 TOlopcJs0
>>696
難しい問題だな、人肉食にはいくつかの傾向があって
日本の貝塚からも焼いて食われた人骨が出ている
大まかに分けて
1・儀式としての人肉食
2・食料としての人肉食
3・精神疾患などによる人肉食
に分けられると思う。
儀式としての人肉食はマヤやアステカなどで見られた
生け贄を聖なる物として食う、また部族の英雄などが死んだとき
その力を体内に取り込む為に食う、もしくは敵を侮辱する為に食う
などがある、食料としての場合は多くは飢餓によるもので有るが
クールー病で有名なパプワニューギニアなどのように極端に不足する
動物性タンパク質を補う為に食う場合や、中国の古典に見られるように
食材として食う場合がある、中国の古典に人を食うと言う噂が有った人物に
酒に酔った者が、お前は人を食うらしいが、人なんて美味いのか?
と嘲ったところ、お前のように酒に酔った奴は粕漬けの豚肉のような味がすると言って
殺したという話などがあるので、普遍的な食材では無かったのかもしれない
精神疾病による人肉嗜好症の説明に関しては省く。