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福島県の特産品販売などをする「福島県八重洲観光交流館」(東京都中央区)で、
来場者と売り上げが急増している。地震、津波と原発事故、それに伴う風評被害に
見舞われた同県を応援しようと、多くの人が訪れ、4月の売り上げは昨年の10倍に
膨らんだ。
東京駅にほど近いオフィス街の一角にある観光交流館。4月に入り、週末は外の歩道に
長い行列ができる。野菜や菓子、地酒といった特産品を抱えた人たちがレジに並び、
従業員は息つく暇もない。
福島県によると、4月の来場者は5万725人で、昨年の4.6倍、売り上げはちょうど10倍の
4千万円を記録。5月も昨年の8倍ほどの勢いで売れている。原発事故の影響で村ごとの
避難を求められている飯舘村のコメで仕込んだ酒が売られた6日は、一日で約218万円売り上げた。
埼玉県白岡町から来た松原真樹さん(43)は酒の販売を知り、足を運んだ。3月に、原発に近い
福島県双葉町の住民が避難していたさいたまスーパーアリーナでボランティア活動をした。
「東北の支援のためにできることをしたい。今できるのは買うことです」
富田潤也館長(52)は「応援しようと、まとめ買いする方やおつりを義援金に出してくれる方もいて、
とてもありがたい」と感謝。ただ、福島への観光客が落ち込んだままの現状に「せめて(原発事故の
影響がない)会津にだけでも戻ってきてくれれば」と訴える。
URLリンク(www.asahi.com)
買い物客でにぎわう福島県八重洲観光交流館=7日、東京都中央区
URLリンク(www.asahicom.jp)