11/05/11 18:50:06.51 0
>>1のつづき
大半が流出してしまった原因について、保安院関係者は、フェンスの設置時期が遅すぎたため
とみる。2号機取水口付近の海での放射能濃度の推移を見ると、例えばセシウム134と137の場合、
止水直後の4月7日は1立方センチあたり1500ベクレル程度だったが、シルトフェンス設置
終了の14日の時点で、濃度は数十分の1の50ベクレルほどに下がっていた。
シルトフェンスは、海上の浮きから海底近くまでをポリエステルの幕で仕切るもので、
通常は、土木工事で発生する泥水の拡散を防ぐために使われる。東電は、海水の拡散を完全に
遮断はできないが、「ある程度の効果は期待できる」などと説明してきた。
一部とはいえ、まだ放射性物質がシルトフェンス内に残っているため、東電は、海水を循環させ
ながら放射性物質を濾過(ろか)するシステムを5月中に導入することにしている。(以上)