11/05/11 12:36:55.46 0
財務省は10日、国債や借入金などを合わせた2010年度末の「国の借金」の残高が
924兆3596億円に達したと発表した。09年度末に比べて41兆4361億円増え、
過去最悪を更新した。日銀統計によると、家計の金融資産と負債の差額は1100兆円程度。
東日本大震災の復興事業で多額の国債の発行が見込まれており、数年以内に政府の
債務残高が家計の純資産残高を上回る可能性がある。
「国の借金」は国債、借入金、政府短期証券の総額で、財務省が四半期ごとに公表している。
財投債(118兆円)は含み、地方の長期債務(約200兆円)は含まない。10年度末残高の内訳は
国債が758兆5690億円、借入金が55兆58億円、政府短期証券が110兆7847億円だった。
借金残高は5年間で約100兆円増えた。今年4月時点の推計人口(概算値)で計算すると、
1人あたりの借金は約722万円となる。11年度第1次補正予算後の財務省見通しでは、
11年度末には1002兆円になる。
借金がここまで膨らんだのは、毎年の政策経費を税収だけで賄えず、新規国債の発行に
歯止めがかからないためだ。国債は09年度末に比べて約38兆円増えた。
政府は20年度までに政策経費の財源不足を解消して、債務残高の増加に歯止めをかける
目標を掲げている。だが仮に名目で年率3%を上回る経済成長を遂げたとしても、
目標の達成は難しいとされている。
URLリンク(www.nikkei.com)
前:スレリンク(newsplus板)