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東日本大震災で被災した東京電力福島第一原子力発電所で10日、原子炉を安定的に冷やすための
本格的な作業が始まった。原子炉建屋内に作業員が入り、原子炉圧力容器の水位を測るための計測器の
修理作業や、冷却装置の設置の準備作業に着手した。
1号機では原子炉圧力容器を安定的に冷やして100度未満の状態にするため、圧力容器に水を注入し、
さらに外を覆う格納容器ごと水で満たす作業を進めている。同日午前0時までに計9911トンを注入した。
しかし、震災で計測器が故障し、水がどこまで入っているかわからない状態が続いている。
同日午前、作業員が原子炉建屋に入り、圧力容器の水位計の修理作業をした。計測値はこれまで、
中央制御室でしか見ることができなかったが、現場で確認できるよう表示装置も取り付けるという。
東電は「作業が安全にできているかを確認する上で、水位計と圧力計が正しく作動し、原子炉の状態を
正確に知ることが欠かせない」としている。東電はまた同日午前、原子炉を冷やすため、冷却装置に
つながる配管の点検作業も始めた。原子炉建屋内は毎時600~700ミリシーベルトを計測する場所もある。
高い放射線量のなかで慎重な作業が求められる。
ソース
URLリンク(www.asahi.com)