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中部電力浜岡原発の全炉停止は、中部電だけでなく、東京電力や九州電力にも影響が及んでいる。
電力会社は隣接していなくても、「玉突き」のかたちで電力を融通し合っているためだ。
東京電力は発電設備の復旧や新たな電源確保を急ぐ一方、中部電などから100万キロワットの
融通を受ける予定だった。ところが、浜岡の停止で中部電は東電に融通できなくなった。
東電幹部は「100万キロワットが飛んだら、どこから持ってくるのか」と焦る。
菅政権は東日本の電力需給対策を10日に決める予定だったが、延期の方針。
中部電から東電への融通ができなくなり、見通しが変わる可能性があるためだ。
電力各社は、普段から電気を融通し合っている。電気事業者などでつくる電力系統利用協議会が、
電力会社間で融通できる送電能力を公表している。
中部電から東電に送ることができる電力は103万キロワット。
公表された送電能力は「目安」で、もっと大きな電力を流せることもある。
だが、中部電から東電への送電は、周波数を60ヘルツから50ヘルツに変える周波数変換所を
通す必要がある。いまのところ103万キロワットが送電の限界だ。
(>>2-10につづく)
▼asahi.com(朝日新聞社) [2011年5月10日0時35分]
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▽写真=電力会社間の送電可能な能力
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