11/05/09 18:54:29.52 5tywdeCs0
>>193
言葉としては、「想定地震」、「想定津波」というのがあって、
これらを「想定」して対処しましょ、これを超えるものは諦めましょ、
というもの。計画をつくる上での「想定」されるケース。
その意味で「想定外地震」、「想定外津波」だったので、言葉としては
おかしくないのさ。
決して「想像外でした」って意味じゃないんだよね。
本来、公共事業で防護施設を作る場合、こういった想定に基づき、
「想定津波を○○だけ低減できます、これを超えるケースも考えられ
ますが、防護しきれないので、逃げる・諦める等の公共事業以外の
対応で対処するしかありません」ということで動き出すのだが、
「対処不能な想定外のケース」は長期にわたる事業の中で、地元住民
たちは世代交代もあり、忘れ去っていく。
なので、今後は、「この施設は、こういう場合にこの程度の効果が
ある、あるいは無い」って説明を何度も繰り返し広報しましょうという
ことになるのかな。