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菅直人首相による中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止要請から一夜明けた7日、
名古屋市中区で反原発をテーマにした上映会と講演会が開かれ、朝から約60人が集まった。
主催した市民団体事務局長の西英子さん(73)は「いつものイベントの倍以上集まった。
浜岡原発は名古屋から近く、やはり関心が高い」と話す。
主催したのは「国民保護法制を考える会」。訪れた愛知県豊明市の女性(37)は「昨日のニュースを見て
参加してみようと思った。原発の是非や節電がひとごとではなくなったので、考える機会を増やしたい」と話した。
4歳の長男をつれた同県瀬戸市の主婦林美沙登さん(34)は「原発は子どもの世代に残したくないので
停止要請はよかったと思う一方で、今回の事故のような事態が起きてからしか進展しなかったのは残念」という。
震災前から原発への関心が高く、自身も瀬戸市内で反原発映画の上映会を開くなどしてきた。
しかし、集まるのは親しい友人ばかりだった。
「小さな活動だと思っていたけど、少しでも今回に結びついたのならうれしい」
ソース
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