11/05/07 13:06:25.24 b61YX30AO
>>67
菅はこれを知らないのか?
★IAEAは、日本が「現在保有する40数tのプルトニウムの処理は、プルサーマルで燃やす(しかない)」と言っているから、プルトニウムの保有を暫定的に見逃しているだけ。
事実上、日本は違反状態で北朝鮮と同じ。イランや北朝鮮のように制裁を受けていてもおかしくない。
『先ず、プルサーマルで40数t全部を燃やして、ここで一度プルトニウムは無くす“しかない”』という現実
■核燃料サイクルとは
▼「使用済み核燃料…ウランを燃やして出た燃えカス」
使用済み核燃料を「再処理」すると、「プルトニウム」が採れて、「高レベル放射性廃棄物という第二段階のごみ」が出る。
このプルトニウムを高速増殖炉で燃やすと、投入した以上のプルトニウムが出る
▼ウランを買う →ウラン燃料を作る →原発で燃やす →使用済み核燃料が出る →それを再処理する →プルトニウムが出る
→プルトニウムを高速増殖炉で燃やす →投入した量以上のプルトニウムを取り出せる →そのプルトニウムを使ってもう一度発電 →長期間に渡り日本のエネルギー源を確保
▼肝心の高速増殖炉が実用化されるのは30年後だと、30年前に政府は発言。
そして30年経った…、しかし高速増殖炉は完成せず。最近出した政府の文書では、なんと「50年後までは高速増殖炉はできない」としている。
30年前に30年後と言っておいて、30年経ったら50年後だと言ったものが、果たしてできようか?
■国の政策はこう転換すべき
▼貯蔵プールが一杯になる前に、乾式貯蔵や全国の貯蔵プールを上手く使うなりして、とにかく使用済み核燃料は今後50年間、中間貯蔵する。
そうすれば、「六ヶ所村の再処理工場を稼動させてプルトニウムを増加」させないで済む。
▼『しかし、今保有する40数tのプルトニウム処理は、プルサーマルで燃やすしかない。
先ず、プルサーマルで40数t全部を燃やして、ここで一度プルトニウムは無くすしかない』。
▼そして、政府が言う50年後を待ってみて、それでも高速増殖炉ができなかったら、もう核燃料サイクルは諦めましょう。