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★首相、政権の信頼回復狙う…浜岡原発停止で
・菅首相が6日、中部電力浜岡原子力発電所の全面停止要請という異例の
措置に踏み切ったのは、原発に対する国民の不安感を軽減し、東日本大震災の
対応で傷ついた政権の信頼回復につなげる狙いがある。
首相の指示で原発事故対応にあたっている細野豪志首相補佐官は6日夜、
首相官邸で記者団に「首相は4月の初めあたりから浜岡原発を非常に意識していた。
難しい判断だったが、国民の安全をないがしろにできない。相当、悩んだ上での
判断だった」と述べ、停止要請が首相自身の強い意思だったことを明らかにした。
首相は数週間前から、政府関係者を通じ、浜岡原発を止めた場合に世論が
どう反応するかを含め、具体的な影響を慎重に探ってきた。
首相は、原発を否定する「脱・原発」の主張とは一線を画する一方、新たな産業創出に
つながるとして、原発重視から太陽光、風力などクリーンエネルギー重視に転換する
必要性を強調してきた。最近も、「二酸化炭素を排出しないからといって、原発を
『クリーンエネルギー』に含めるべきではない」として、政府文書などでは原発と
その他のクリーンエネルギーを区別するよう官僚に指示していた。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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